出産費用の一部として受け取れるお金「出産育児一時金」
今回、私は死産(26週)での出産でしたが出産一時金が支給されました。
健康保険法等に基づく保険給付として、健康保険や国民健康保険などの被保険者またはその被扶養者が出産したとき、出産に要する経済的負担を軽減するため、一定の金額が支給される制度。
妊娠22週以降で健康保険に入っていれば50万円が支給される。
*令和5年4月1日以降の出産からは1児につき42万円→50万円へ増額となった。
受け取り方は2パターン
・保険組合から一時金が直接病院に支払われる(直接支払制度)
・自分で費用を立て替え払いし後日保険組合に一時金を請求し受け取る
どちらの方法でも受け取れる金額は同じです。
私は前回の出産の時と同様に直接支払制度を利用しました。
この場合、病院が申請手続きを代行してくれるので、病院と自分のと間で代理契約合意文書を取り交わすのみとなります。
高額になるのでクレジットカード払いでポイントをもらうのもあり。しかし、その時はそんなところまで頭が回らない余裕ゼロの私でした。
「出産育児一時金直接支払制度合意書」をよく読み、保険者と直接支払制度を利用することに合意(します・しません)に丸をつけ、日付と氏名を記入するのみ。*書式は病院毎に異なります*
私の場合は、通院していた病院ですでに申請していたのですが、転院となったので入院当日にもう一度同意書に記入しました。申請は病院毎に行います。
そんなことはありません!受け取れる金額は同じ50万円。差額分は請求すればもらえます。
出産費用が上限額を下回った場合は、別途、差額支給の申請を行います。
実際に私も今回の入院(4日間)費用40万816円
退院時の支払いは0円
→差額19,184円
退院後、病院から出産費用明細書と出産一時金直接支払制度同意書の控えが郵送されてきました。この2枚の書類を保険者に提出し差額の返金手続きをしていきます。
今回の出産にかかった費用まとめ(令和5年3月末出産のため一時金は42万円)
支払額 | もらえたお金 | |
出産費用(4日入院) | 400,816(一時金で相殺) | |
出産手当の書類作成代1通 | 2,900 | |
出産一時金差額 | 19,184 | |
医療保険 | 65,000 |
出産は奇跡、すべてのお産が尊いものだと本当にそう思いました。
お金の事を書くのもと思われるかもしれませんが、やはりお金の存在は大きいものです。
その後、赤ちゃんとの思い出を作るためにも、これからの私達自身のためにも、気持ちが落ち着いてから整理してみて下さい。
分からないことがあれば相談して下さい。
私が入院していた病院のスタッフの皆さんは優しく声をかけ寄り添って下さいました。
同じ看護師として尊敬しかありませんでした。
今、同じ経験をしこの記事にたどり着かれた方がいるのなら、少しでも参考になれば嬉しいです。